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応援します! 海外在住者のキャリア
〜揺れる仕事と生き方〜

 多様化するキャリアについての関心が日本で高まっています。「終身雇用制度の終わり」「働き方の多様化」などが言われ、「ワーク・ライフ・バランス」という言葉も根付きはじめました。リモート・ワークやフレックス制の普及が進み、従来の仕事中心の人生観から、個人の人生設計に即した働き方の模索がはじまっています。

 

 一方で、海外に住む人のキャリア支援はどのように行われているでしょうか。海外在住者を対象にしたアンケート「海外でつらいと感じたことがありますか?」では、海外で悩んだことのうち、「言語」に次いで2番目に多かったのが「キャリアの悩み」で、約43%の海外生活経験者が自身のキャリアについての悩みがあったと回答しています(「海外こころのヘルプデスク24時」調べ)。具体的には「仕事の探し方がわからなかった」「納得のいくキャリアが積めなかった」、また「キャリア中断後、生き方を再構築するのに時間がかかった」「(仕事をしたくても)日常で精一杯」「自分の価値を見出せなくなった」などの声が聞かれました。海外在住者のキャリアサポートはほとんどなく、アイデンティティ・クライシスに直面する人もいるという現状が浮かび上がります。

 

 当イベントでは、「海外こころのヘルプデスク24時」の相談員であるキャリアコンサルタントとライフコーチの2人が、キャリアチェンジや、海外での手探りの仕事探し、働きはじめた後にぶつかる危機など、まずは自分自身が悩んできた体験談をシェアします。さらに、「海外でのキャリアビルドで効果的なこと」「キャリアを引き寄せる言動、遠ざける言動」「あえて働かないという選択肢」などについて語り、海外在住者のいろいろな生き方を応援します。

 

 キャリアについて考えることは、生き方について考えるということ。一人の発想では限界があっても、同じ道を通ってきた仲間に出会い、一緒に考えることで見えてくるものがあるはずです。クロストークの後には、参加者の皆さんとの交流会を設けています。また交流会後は、希望者を対象に登壇者との1対1の個別相談会も行います(個別相談は応募多数のため締め切らせていただきました)。

 

プログラム

10:30  はじめに​​

10:35  クロストーク

11:30  交流会 ドリンクとお菓子のご用意はできませんが、おもてなし気分で開きます。

12:00  終了。ひきつづき、希望者へ1対1の個別相談会を行います。

12:40  個別相談会終了

​※イベント終了後、参加者のみなさんからのご相談に登壇者がお答えする時間を設けます。ご希望の方は申し込み用紙にご記入ください(人数によって、相談時間を決めさせていただくことがございます)。

※クロストークは、登壇者の3人のみが画像をオンにし、レコーディングさせていただきます(参加者の顔は写りません)。

※交流会と個別相談会はオフレコになります。

登壇者​

mary

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キャリアコンサルタント、「海外こころのヘルプデスク24時」相談員。

夫の海外転勤をきっかけに、長年勤めた会社を辞めフリーのキャリアコンサルタントとして、ライフキャリア(人生そのもの)の視点から支援活動を続けている。自らも数々の岐路に立ち、キャリアチェンジの中で、トランジッションによる揺れる気持ちを支援の糧としている。


「痛みを伴う決断を強いられることもあるキャリアの悩み、そんな時少しだけ気持ちが楽になる方法教えます!」


キャリアとは、まっすぐ延びる太い道を迷わず行くことではなく、クネクネ曲がった細い道を、迷子になりながら進み、時には止まったり戻ったりしながら、結果、導かれる様に「有りたい自分の姿」にたどり着くこと。だから、面白い!


現在、香港に次いで2度目の海外生活、ブラジル在住。

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​シッピー・大越彩

アメリカ ニュージャージー州在住。異文化コーチ、Intercultural C&C代表。「海外こころのヘルプデスク24時」相談員

 

フランス E.M.Lyon International MBA課程終了。アメリカ iPEC Coaching認定 Certified Professional Coach。

日本で人材育成・能力開発のコンサルタントとして約10年従事した後、2014年アメリカ移住。子供とともに新天地での生活に手探りで順応していく一方、日本で築いてきたキャリアが全く活かせない、使えないと悶々と1-2年過ごす。のちに、何気なく日本で多少かじっていたコーチングを一から学ぶことを決める。9ヶ月のプログラムを経て、認定プロコーチとなる。2018年11月から「海外こころのヘルプデスク24時」にも相談員として参加を始める。また、本年より、請け負いで世界各国からアメリカに来る駐在員の方たちとその家族をサポートする仕事も始めることが決まったばかり。

今振り返ると、移住当初陥っていた状況、悩んでいた問題があったからこそコーチング、ヘルプデスク、請け負いの仕事につながっているのだと実感。さらに、コーチングで学んだスキルによって、自分が置かれている状況を多面的に把握し、望ましい状況に自らを導いていくための考え方が身についたと実感している。

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秋田まき

アメリカテキサス州在住。海外生活・国際恋愛専門カウンセラー、

「海外こころのヘルプデスク24時」発起人。

京都大学教育学研究科博士課程修了・博士号(教育学)。駐在員家庭に育ち、留学・国際結婚を通じてオランダ・フランス・メキシコで暮らす。メキシコシティ日本人学校元スクールカウンセラー。海外在住者へオンライン心理カウンセリングを行う傍ら、2018年6月に非営利相談機関「海外こころのヘルプデスク24時」を立ち上げる。

 

海外生活・国際恋愛専門カウンセリング

https://www.kaigaisoudan.com

イベントについて

開催日  日本時間 2019年1月29日(火)​ 10:30am-​

場所   Zoom上のオンライン会議室​​

定員   50名

参加費  無料

対象   海外にお住いの方。もしくは渡航前、帰国後の方。

主催   非営利相談機関「海外 こころのヘルプデスク24時」

ご注意  ・レコーディングは公開されることがあります(交流会、相談会を除く)。

     ・お申し込みいただいた方に、当日のミーティングURLをお教えします。

​     ・Zoomが不安な方のために、当日10分前から会議室をオープンにします。

     ・開始後はZoomの操作についてのお問い合わせにはお答えできません。

     ・途中退出は自由です。

     ・プログラムは予告なく変更になることがあります。   

    

     

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イベントレポート 「応援します! 海外在住者のキャリア〜揺れる仕事と生き方〜」(動画あり)

テキスト:YASUKO

​ 2019年1月29日、オンライン会議室(Zoom)にて『海外在住者のキャリア』というテーマでイベントが開催されました。

 キャリアコンサルタントのMaryさん、異文化コーチのシッピー・大越彩さん(ともに「海外こころのヘルプデスク24時」相談員)と、心理カウンセラーの秋田まきさん(「海外こころのヘルプデスク24時」発起人)が登壇し、まずは3人のキャリアの悩みと経験について語りました。その中で、​「キャリアを、仕事だけでなく人生として考える」「仮に仕事をしていても悩みは尽きない」「価値観は多様化している」などの考えが出されました。

 また、仕事をしていない自分に対して持ちがちな「ダメ」という気持ちに焦点をあて、なぜダメなのか、登壇者はどのようにして乗り越えてきたのかについて、トークがされました。結論として⑴自分の気持ちに向き合い、ハードルを上げずできるところからやってみる、⑵駐在員の妻という職を得たと考える、⑶ネットなどで同じ目的を持ち、一緒に乗り越える仲間を探す、⑷これ以上悩めない!というところまで落ちきる、⑸出来る事からはじめる、などのアイデアが出されました。

 

 その後、クランボルツ教授の「計画された偶然の出来事理論」から、偶然を引き寄せる5つのファクターの紹介や、キャリアを引き寄せる言葉・遠ざける言葉、キャリアを築いていない自分が許せなくなった時の解決法についてなど、次々と話が弾みました。

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最後に、キャリアについてこれだけは伝えたいという一言をそれぞれが紹介することで

クロストークは締めくくられました。

彩さん
「もし幸せになりたいなら、風向きを変えようとせず、帆の向きを変えなさい。」

Maryさん
「立っているステージが変わればみえる景色も変わる。
変化を恐れない。選択肢はたくさんある。常にターニングポイント。ステージを楽しんで。」

まきさん
「私は私のままでいい。
今を生きる。自分をわかるって楽しいこと。」

その後の交流会では、小グループに分かれて、自己紹介・体験談のシェアや、活発な質疑応答が行われました。また、事前に申し込みがあった相談希望の方に対し、登壇者との1体1のキャリア相談も行われました。

当日は32名のご参加がありました。(下にクロストーク部分の動画を公開しています)。

​イベントのご感想

みなさんの最後の言葉で涙してしまいました。とても素敵な会でした。他のテーマで悩んでいる方のバージョンも是非!

とても濃い内容でうんうんと頷きながら聞いておりました。

キャリアってその人の人生そのものですね。

年齢や国、体験はそれぞれ違うし、でもみんな同じように悩みながら歩んでいる。

 

今まで「キャリア」という言葉やキャリアそのものを今回の皆さんのように言葉にだして語ってこなかった自分ですが、

卒業して社会人になってから今日まで、ずっとずっと自分の「キャリア」を探し歩んできたんだなと改めて感じました。

 

maryさんのおっしゃっていた、人生のキャリアの8割は偶然の出来事で起こっている。とおっしゃっていた言葉がとても印象的でした。

偶然を上手に引き寄せる方法  ・アンテナを立てて好奇心を持ち続ける・継続性 ・柔軟性・楽観性・リスクテイキング冒険心を持つ、などなど、どれも今の自分に至っているのがこういった理由だったんだな。。と改めて腑に落ちました。

 

仕事を辞めて海外へついていき、専業主婦になった自分にとことん落ち込んでいる。とおっしゃっていた参加者の方がいましたが、

「あえて築かない、あえて働かない、自分で働いていようと働いていなくても私だと根本的な価値観をつくる」

という登壇者さんの言葉を聞いたとき、「そうそう、その通りだわ」と思いました。

将来を心配しすぎないで、その時その環境を楽しむ。それが長い目でみるとキャリアへと繋がっていくんだと思います。

 

日本での仕事を辞めて海外でお金を生み出さない自分にダメ出しをしなくってもいいんですよね。

「存在」そのものが家族の幸せになっている場合もあるんですから。

 

海外に住むと、日本でも感じている同じような悩みがよりクローズアップしてしまうことがありがち。

海外でも日本でも根本は同じだと思うんです。

 

自己肯定感。これ大切ですね。

 

最後のマキさんの言葉、「私は私のままでいい」とても感動しました。

登壇者の3名の方々それぞれにキャリアについて悩まれていた時期があったと聞き、自分だけではないのだと安心しました。

それまでは、自分だけが「子どもがいる母親なのに自分のキャリアについて悩んでいるわがままな人」のように感じていました。また、私は「楽しいという感覚がわからない人、困難に立ち向かうのが好きな人」タイプだと改めて思いました。

3名の方々から熱い応援メッセージをいただき、ポジティブな気持ちになることができました。

渡米してからもうすぐ半年になります。昨年秋頃からいろいろなオンラインセミナーに参加してきましたが、最も励まされました!本当にありがとうございました!

最後のまとめの部分で、風向きを変えようとするのではなく帆の向きを変えよ。という言葉をどなたかおっしゃっていたのが、本当にそうだなあととても印象に残っています。

風向きが変わることに不安になったり、怒ったり、吹き流されるしかなかったり、色々ありますが、帆を操れるのは自分であることを忘れずにいたいと思います。

 

イベントでは共感するお話も多く、たくさん頷きながら聞かせていただきました。

第2弾も期待しています!

当イベントの感想を参加者さんがブログに書いてくださいました!

★Life in Paris〜夫とわんことパリでの3人暮らし、はじめました

Zoomイベントに参加しました!『海外在住者のキャリア』について

Zoomイベントに参加しました!『海外在住者のキャリア』について②

★わたしをしあわせにする魔法〜be natural, more happy

【海外でのキャリア構築のヒント】終わりと始まりの間で考え方を変えて進む

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