グリーフとグリーフ・サポート

12月 2, 20232

 

開催日:2023年12月2日(土)日本時間10:00-11:30am (終了しました)

参加費:3000円(Paypalまたは銀行振込をお選びいただけます)
講師:袰岩奈々(心理カウンセラー)

 

趣旨

グリーフという言葉が多くの人に知られつつあります。広義には大事なものを失ったときの悲しみ、より専門的な用語としてのグリーフは日本語で「悲嘆」と訳されるように、身近な人、大事な人との死別、離別を体験したときの大きな悲しみとされています。  

今回、グリーフについて、
①グリーフが健康なプロセスであることを含めて知ること
②ミニワークを通して自らのグリーフに気づきグリーフについての理解を深め
③グリーフをサポートするとはどのようなことかを理解すること
を目的として講座を企画しました。

グリーフについて知りたい、グリーフとトラウマの違いについて知りたい、身近な人がグリーフを体験した、グリーフを抱えた人をサポートしたいという方に向けた入門的な内容です。

だれもが体験しうるグリーフについて、ご一緒に学ぶことができればと思います。

*現在、グリーフを抱えている方向けではありませんので、ご留意ください。
*ミニワークはそれぞれのペースで行える安全なものです。参加しないことも選択できます。

 

講師より一言
こんにちは。ヘルプデスク相談員の袰岩奈々です。日本で長いこと心理カウンセラーをしていたのですが、10年前、永住権が当たり米国に移住しました。誰もが体験しうるグリーフについて、ご一緒に学ぶことができればと思います。 袰岩 奈々

 

講師紹介

袰岩奈々(ほろいわなな)スクリーンショット 2021-09-17 14.11.24.png

不登校の子どもたちへの訪問相談をきっかけにカウンセリングの世界に。個人開業でカウンセリングを行うと同時に、大学での学生相談、企業、教員、子育てに携わる方、相談員向けに「気持ちに寄り添うコミュニケーション」や「アサーション」をテーマに日本各地で研修会を行う。2011年、ホノルルに移住。大事な人を失った子どもたちをサポートするNPO Kids Hurt Too HawaiiにてCynthia Whiteに師事し、ファシリテーターを行う。

 

イベントについて

開催日  日本時間 2023年12月2日(土)​ 10:00-11:30am
場所   Zoom上のオンライン会議室​​
参加費  3000円(日本の銀行振込もしくは、参加申し込みと同時にPaypalでのお支払いになります。)
対象   グリーフに関心のある方
主催   非営利相談機関「海外 こころのヘルプデスク24時」

ご注意
・お申し込みいただいた方に、当日のミーティングURLをお教えします。

・参加者様のご都合によるキャンセルのご返金はできかねます。ご了承ください。
・​Zoomが不安な方のために、当日10分前から会議室をオープンにします。
・録画はいたしません。
・開始後はZoomの操作についてのお問い合わせにはお答えできません。
・途中参加、途中退出は自由です。

 

2 comments

  • 【参加者さんの声】

    12月 3, 2023 at 12:00 am

    とても内容の濃い講座でした。ワークも交えて、「グリーフ」を感覚的にも味わう事が出来ました。
    また、「グリーフケア」というものが、ものすごく特別なものと思っていましたが、当たり前のごく健康的な感覚である事がわかり、自分自身の悲しみの扱い方や、周囲の人への寄り添い方がわかり、ちょっと安心しました。
    大切な人を亡くすことと、大切にしているものや場所を失くすことも、同じグリーフなのだと理解できたので、今後に多いに役に立ちそうです。

    Reply

  • 【参加者さんの声】

    4月 13, 2024 at 4:35 am

    今回参加させていただいたグリーフサポートの講座は、日常に通じる、誰の人生でも起きる『変化』としての喪失の感覚(人やもの、状況、アイデンティティ)と重なっていますので、理解できることで、自分の人生、他の人の人生でもとても役に立つ土台となってくれます。

    私の場合、このグリーフということで浮かんだのは、愛犬との別れとその感覚です。
    7年前になる愛犬の移行後も、実は折々思い出しては悲しみはもちろん、
    怒りや取り残されたという思いも浮かび、辛さは軽くなっていても
    心にはまだ傷が残っているのを感じていました。
    (二代目愛犬が居てくれていてもです!)

    講座の中で、「グリーフプロセスするのは期間含め、その人その人」と教わり、
    私の中にまだあったその気持ちも、自然に見守ってあげていいのだと改めて思えました。

    「エネルギー」としてのグリーフをどう扱うかは、私のように身近に一緒に暮らしていた
    家族やペットについてもあると思いますし、「慣れ親しんだ場」や
    「アイデンティティ」のようなものも含まれ、
    変化の中で生きている私たちの人生には、大なり小なりつきものです。

    自分のグリーフをどう扱ってあげれば良いのか、他の人のグリーフのプロセスを
    どのようにサポートできるのかは、とても大切なテーマだと思いますので、
    今回深く学べてとても良かったです。

    奈々さん、わかりやすいワークも含め、トータルで深く理解できるようにして下さって、
    ありがとうございました!
    今回参加できて良かったです。

    また、他の方にもぜひおすすめしたいです。

    Reply

Leave a Reply

Your email address will not be published.