top of page
john-mark-smith-9QTQFihyles-unsplash.jpg
apple-touch-icon-76x76のコピー.png

カテゴリー:イベント

弘田陽介さんご講演

​「いま、子育てどうする?

~未来に向けたユニーク教育論

IMG_8092_edited_edited_edited.jpg
amy-shamblen-xwM61TPMlYk-unsplash_edited
終了

  「子どもの不安やストレスをどう取り除いたらいいでしょう」「自宅学習でつまずいています」「子どもの社会性が育たないのが心配」「親も疲れてきました」・・・・。

 

 「海外こころのヘルプデスク24時」には、連日このような子育てに関するお悩みが寄せられます。未曾有の経験をしている私たち。混乱しない方が不自然というものです。先の見えない時代に急速なAI化が押し寄せて、その波に飲まれそうになりながらも、お一人日お一人が、必死に手探りで家庭教育をしてこられている、そんな印象を受けます。

 そこで、ヘルプデスクではこの度『いま、子育てどうする?ー感染症・災害・AI時代を親子で生き抜くヒント集35』(2021年、共著棚沢明子氏)を出版されたばかりの弘田陽介さんををお招きし、今のこの時代に指針となる教育についてご講演をしていただきました。弘田さんは大学で教育学を教えつつ、ご自身も3人の子育て真っ最中のパパさんです。だからこそ、理想論で終わらない「今、現在」できる子育てのヒントをたくさんお持ちです。

 弘田さんのすごいところは、実践的な「こうしたらいい」ということを取り上げつつも、それが小手先のハウツーにならずに、もっと根本を見据えた答えを出しているところです。日本の教育は現在、激動の時期を迎えていると弘田さんはおっしゃっています。日本で言われている「新しい教育の価値観」とは何なのか。また、問題になっている子どもの「AI読み」とは? 教育界も揺れる中で、家庭でできることが必ず将来を切り拓くのに役に立つはず。これからどうやって子どもを育てていけばいいのか?という問いに、単なる処世術ではない答えを出す弘田さんは、未来を創る大きな展望を見据えています。

 

 不確かな時代を親子で生き抜く中で、親も試行錯誤するのはあたりまえ。だから迷ってもいいし、完璧でなくていい。悩みながら、子どもと共に親も育っていく、そんな共育のあり方を見ている弘田さんの目は優しいです。

 

 『いま、子育てどうする?』の他にも『電車が好きな子はかしこくなる』『キッズ・ミート・アート 子どもと出会い、すれ違うアート』など、ユニークなご著書をお持ちの弘田さん。今回は海外在住者向けに、特別に60分のご講演を行なっていただきます。

 開催にあたり、弘田さんのご好意により皆様から頂きました参加費を「海外こころのヘルプデスク24時」をヘルプデスクへご寄付いただき、活動運営費として使わせていただくこととなりました。

 

 当日参加が難しい方向けに、録画の購入も行なっていただけます。事前購入と事後購入のどちらも可能ですので、お時間が合わない方もアクセスしていただけます。ぜひ多くの方のご参加をお待ちしています。

おもちゃ

日時:
日本時間
2021年5月29日(土)
21:00pm-22:45pm

場所:
Zoom上のオンライン会議室

参加費:
2000円
(「海外こころのヘルプデスク24時」の2021年度運営費として使われます)

録画をご

Finishd

プログラム

21:00  はじめに​​

21:05  ご講演

22:05  交流会 ドリンクとお菓子のご用意はできませんが、おもてなし気分で開きます。

22:45  終了。

​お申し込み上のご注意

※時間は日本時間です。

※申し込みをされた様のご都合によるキャンセルのご返金はできかねます。

※イベント当日はご講演部分のみ録画をさせていただきます。当日お時間が合わない方は講座録画の視聴(2000円)も可能です、その際はお申し込みの際に録画希望とご選択ください。

※交流会はオフレコになります。

講演者​

177272011_453453679273432_87865614524244

弘田陽介(ひろた ようすけ)

 大阪市出身。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了(教育学博士)。日本学術振興会特別研究員、関西大学PDフェロー、徳島大学総合科学部助教、大阪城南女子短期大学専任講師、大阪総合保育大学大学院児童保育研究科・准教授を経て、現在、福山市立大学教育学部児童教育学科教授。 日本保育学会、アートミーツケア学会、教育哲学会、教育思想史学会会員。 専門はドイツ教育思想(18世紀後半~、カント、啓蒙主義、神秘主義)、実践的身体教育論(整体、武術、プロレスなど)、子どもと保育のメディア論(アートや鉄道趣味など)。 著書として、『近代の擬態/擬態の近代』、『子どもはなぜでんしゃが好きなのか』の他に、『これは教育学ではない』(冬弓舎、2006)、『教育文化論』(放送大学、2005)にも寄稿。日経Kids+や毎日放送「ちちんぷいぷい」、朝日放送「キャスト」などでは独自の鉄道文化論が紹介されている。

 近著に『いま、子育てどうする?』(彩流社)、『電車が好きな子はかしこくなる』(交通新聞社)。

スクリーンショット 2021-04-22 13.05.01.png

司会進行

fullsizeoutput_7fa.jpeg

秋田まき(あきた まき)

 メキシコ在住。海外生活・国際恋愛専門カウンセラー、

「海外こころのヘルプデスク24時」発起人。

京都大学教育学研究科博士課程修了・博士号(教育学)。駐在員家庭に育ち、留学・国際結婚を通じてオランダ・フランス・メキシコで暮らす。メキシコシティ日本人学校元スクールカウンセラー。海外在住者へオンライン心理カウンセリングを行う傍ら、2018年6月に非営利相談機関「海外こころのヘルプデスク24時」を立ち上げる。

 

海外生活・国際恋愛専門カウンセリング

https://www.kaigaisoudan.com

開催日  日本時間 2021年5月29日(土)​ 21:00pm-22:45pm​

場所   Zoom上のオンライン会議室​​

参加費  2000円(日本の銀行振込もしくは、参加申し込みと同時にPaypalでのお支払いになります。)

対象   ご興味のある方はどなたでも

主催   非営利相談機関「海外 こころのヘルプデスク24時」

ご注意

  • お申し込みいただいた方に、当日のミーティングURLをお教えします。

  • 参加者様のご都合によるキャンセルのご返金はできかねます。ご了承ください。

  • ​Zoomが不安な方のために、当日10分前から会議室をオープンにします。

  • 開始後はZoomの操作についてのお問い合わせにはお答えできません。

  • 途中参加、途中退出は自由です。   

    

     

​イベントのご感想

先日は、とても貴重なお時間をありがとうございました。 こんな風に、海外にいても素敵な講演が聞けて、 色々な方と繋がれることを知り、とても嬉しかったです。 

 

我が家は日本に住んでいた期間より、海外滞在歴の方が長く、これまで家族で自由気ままに過ごしてきました。 しかし、本帰国を考えなければならない時期になり、日本社会に適応できるだろうか?など、最近急にいろんなことが心配になってきたところでした。 講演に先立ち、弘田さんの著書を何冊か読ませていただいたのですが、子育てで大切な部分は、住んでいる国に関わらず、根本は同じなのかもしれないということに気づき、とても勇気づけられました。

 

正直、日本の子育て本は、有名大学へ入れるにはとか、有名企業に就職した人たちが子どもの頃やっていたことはなど、私にとっては、子育てのそもそもの目的ってそこなの?と思うようなものが多いように感じ、あまり手に取ったことがありませんでした。 (食わず嫌いな部分も多分にあったと思いますが) しかし、弘田さんの著書の中には、「学習」と「教育」の違いや、“不安や怒りは脳にコントロールされている?“など、私自身が今更ながら“なるほど〜、、、そういうことだったのね!”と納得することも多く、とても基本的で大切なことが書かれていました。

 

特に、以前にも書きましたが、我が家には弘田さんの著書に出てくる中学生と同じような息子がおり、本を読んで、勝手に我が息子も肯定して頂いたような気分になり(笑)、とてもありがたかったです。

 

駐在も10年を超え、年齢もだいぶ上の方になり(^^; なんとなくどこへ行っても駐在のベテラン…のように思われることが多く、 なかなか人に相談したり、話を聞いてもらったり、 また、新しい話を聞く機会もどんどん少なくなって来ていたので、 今回こうしてご縁あって繋がれたことをとても嬉しく思っています。 また、機会がありましたら、ぜひ参加させていただきたいと思っています。 ありがとうございました。

私は現在、夫の駐在帯同で●●に住んでおります。

日本では、かなり勉強させる進学校で15年間教員として働いておりました。

元教員として、現在進行形の親として、弘田先生のお話にホッとすることや共感することがいくつもありましたのでシェアさせて下さい。

 

①まずは、「現在の教育には合理性がある」と言っていただけたこと。元教員として心が救われました。

 

弘田先生がおっしゃっていたように、学校と社会が協働すること、社会に開かれた学校になること、とても重要だと思います。 そのためには自己弁護や自己利益のための他者批判ではなく、「みんなで一緒に良くしていこうよ」というスタンスの建設的批判が求められますよね。 というわけで、先生がまず基本的スタンスとして学校の合理性をそれなりに(←そう、「それなりに」でよいのです。変革する必要はありますから)認めていただけたことは嬉しかったです。

 

②親として、「落ち着き・安心の感覚」「何が自分にとって楽しいか」「スポーツ、アート、料理、自然、旅の重要性」には 大いに共感しました。自分が親として大切にしたいと思っているコア・バリューとほぼかぶっています!

中でも今回考えさせられたのは「落ち着き・安心の感覚」です。というのは、今の時代、そもそも親である大人が「落ち着き・安心の感覚」を持って生活するのが本当に難しいからです。 そして親が不安を感じていると、子供は敏感にそれを感じ取りますよね。 先が見えない世の中だからこそ、「何が自分にとって楽しいか」をしっかり自己認識していくことで、周りに振り回されない安心が生まれるのかなと思います。 現在自分自身がようやく「他人軸」から「自分軸」へとシフトチェンジする修行を始めたばかりなので、まだ不安やモヤモヤに振り回されることも多い日々ですが、 「どーんと構えて安心してるってことは大事よね!それがゴールで間違っていないよね!」という太鼓判を押していただけました。 (

 

以上、セミナーを通して感じたことです。 録画視聴になってしまいましたが(オフレコのフリートーク、聞きたかった!)申し込んで良かったです。 ありがとうございました。

bottom of page