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​海外こころのヘルプデスク24時について

 「海外こころのヘルプデスク24時」は、海外在住者と渡航前・帰国後の方のこころのケアにとりくむ海外在住者もしくは海外経験者により運営されている、ボランティアの非営利相談機関です。

 日本では市や厚生省、行政の相談窓口や、民間でも「いのちの電話」「チャイルドライン」などこころの相談機関は豊富ですが、海外在住者が時差を気にせずにアクセスできる場所は限られます。海外で今つらい思いをしている方に、金銭的負担をかけずに手を伸ばしていただきたいという思いで、代表である心理カウンセラー秋田まきの呼びかけにより2018年に相談活動を開始しました。

 「助け合いのグローバル・ネット」をモットーにオンライン相談デスクを設置し、「傾聴」活動を行なっています。その他、海外在住者の声を集めるアンケートや、海外在住者をエンパワーするためのイベント・講座などさまざまな活動を行なっています。

 「海外こころのヘルプデスク24時」は、いかなる宗教団体、宗教活動とも一切関係ありません。

 世界各国にボランティア相談員が40名弱在籍する非営利相談機関として、毎月の相談員会議と研修・勉強会を継続的に行っています。また、Zoomとメールを合わせて毎月約100件のご相談を承る、責任ある相談活動を行なっております。

 

​ミッション

 「海外こころのヘルプデスク24時」のミッションは、海外在住者や渡航前・帰国後の方のための日本語のセイフティ・ネットを作ることです。

 海外こころのヘルプデスク24時」に寄せられるご相談はさまざまですが、共通しているのは、お話される方が「孤独」を感じているということ。ヘルプデスクには長い間孤独を抱えてきた方の通話があることが多く、お話するなり涙で声にならない場合や、お話が長時間に及ぶこともしばしばです。

 日本であれば公私の相談機関があるようなケースでも、ひとたび海外に出れば、相談先があるとは限りません。海外で言葉の壁があると、現地のセイフティ・ネットからもとりこぼされます。このように、とても脆弱で不安な状況で暮らしている海外在住者が、多くいます。

 ヘルプデスクは、相談員が、お話を「傾聴」することをしています。「傾聴」とは、お話する方をジャッジせずに、気持ちに寄り添って心から耳を傾ける聞き方の手法です。「眠れない」「日本語で話しない」などの気軽な動機からお話いただくことで、深い孤独に追いやられるこころの危機を、一人でも未然に食いとめたい。そのような思いを抱いています。

 海外在住者同士をつなぐコミュニティは増えているとはいえ、こころのセイフティ・ネットに足るものはまだまだ不足しています。たとえば、DV(家庭内ハラスメント)を受けていたり、海外で発達障害に気がついたりした場合でも、日本語で参加できるピアサポート(自助)グループは限られます。

 

 私たちは今後、このような小さなコミュニティをオンラインで作っていくことで、草の根のセイフティ・ネット構築を一つ一つ積み上げていくことを意図しています。

 

 海外に住む日本人は現在135万人に達したそうで、今後も増え続けると言われています。地球のどこに住んでいても手を伸ばすことのできるグローバル・セイフティ・ネットの構築は急務です。

 

 海外で今つらい思いをしている方に、金銭的負担をかけずに、手を伸ばしていただきたい。そういう思いで私たちヘルプデスクは、今後もさまざまな機関や支援団体と提携しながら、一人でも多くの方の声に耳を傾けることを続けていきます。 

​代表紹介 秋田まき

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 メキシコ在住。

 海外生活は20年。3歳から4年間、父の駐在に伴いオランダで幼少期を過ごす。現地の幼稚園を経て日本人学校へ入学したところで帰国。13歳まで日本におり、中学生で再び家族でオランダへ渡航し、中学時代をアムステルダムのインターナショナルスクールで過ごす。

 15歳で帰国し、横浜市の私立高校をへて早稲田大学に入学。京都大学の大学院に進み、フランスへ留学したのち教育学で博士号を取得。大学院での勉強と並行して、いじめ問題についての専門相談員(カウンセラー)として活動する。

 2007年にメキシコに行ったころから、人生の転機を迎える。大好きだったボディセラピーの仕事を始めて充実した毎日の一方、2013

年にこころの危機に陥り、半年間自ら心理カウンセリングを受ける。ここで、インナーチャイルドや、心の底にあった怖れ、悲しみに出会い、それを癒やすプロセスの中で、自分自身の居場所や、人生の指針がはっきりとわかるようになる。

 その後、まったく新しい気持ちで心理カウンセリング活動を再開。駐在員の子どもとしてや、留学生として、職業人として、そして配偶者の帯同者として、それぞれの海外経験を積み重ねる中で、いつしか海外在住者のこころの問題に注力するように。2013年から2016年までメキシコシティ日本人学校にスクールカウンセラーとして勤務し、TCK(帰国子女)、ハーフ(ダブル)の子どもたちや、親御さんの心理カウンセリングに携わる。

 2016年、心理カウンセラーとして独立。「海外生活・国際恋愛カウンセリング」心理カウンセラーとして、海外全域からの悩み相談を受ける。2018年、「海外こころのヘルプデスク24時」を設立。

 教育学博士(京都大学教育学研究科博士課程)。日本心理学会認定心理士。カウンセリング歴10年。

 

代表あいさつ 

 世界のさまざまな場所で、一人で誰にも悩みを相談できず、孤独を抱える方がいらっしゃいます。

 周りに理解してくれる人がいない。あるいは、心を許せる人がいない。

 そもそも、日本人がいない。日本語を話すことが全くない、など。

 孤立を深め、周りにも気づかれずに、心を壊していかれる方がいらっしゃいます。

 

 今すぐ、日本語で安心して話がしたい。

 ただ誰かに、うんうんと話を聞いてほしい。

 そういう時が、誰しもあるかと思います。

 

 そこで以前から、無料で24時間、いつでも話しかけることのできる「こころの相談室」があったらいいなと考えていました。

 

 さらに、2017年10月、私はメキシコシティでマグニチュード7.2の地震を経験しました。

 しばらくして無料の「震災心の相談ホットライン」を開設したところ、数人の方からご相談が寄せられました。

 公式には、この地震での邦人被害はない、ということになっていました。

 ですが、報道されなくても直接間接に被害を受けた方が存在することがわかり、相談ホットラインを設けることで、そういう方に実際にご利用いただけることもわかりました。

 

 自然災害というような大きな出来事がなくても、海外に住んでいる人はそれぞれ一人一人の人生のドラマを生きています。生きていれば誰しもアップもあるしダウンもあります。

 

 海外で今つらい思いをしている方に、金銭的負担をかけずに、手を伸ばしていただきたい。そういう思いで「海外こころのヘルプデスク24時」を作りました。

​ 幸い志に賛同するたくさんのボランティア相談員に集まっていただき、日々の相談活動が行われています。もちろん私も相談員の一人として待機しています。

 海外在住者のこころのセイフティ・ネット作りはまだまだ始まったばかりです。やりたいこと、作りたいことが、私の頭の中には常時100個以上も渦巻いています。 

 1つ1つ、確実に成し遂げながら、社会貢献をしていきます。ヘルプデスクが10年後、20年後もずっと発展存続していくために、皆さんのご支援を得ながら歩んでいきたいと考えています。

 

 

​副代表紹介 
mary 岩井真理

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 キャリアコンサルタント&FP コラムニスト。旅行会社(日本、香港)を経て、金融業界へ転職。営業、教育・育成からスタートし、営業管理職経験を経てキャリアリクルート室を東京と横浜で立ち上げた後、リクルート推進部長にとして採用の責任者に。 そんな最中、夫の海外転勤を機に、2017年退社し、フリーのキャリアコンサルタント&FPとなり、ブラジルへ帯同。自らもアイデンティティクライシスを味わう。 2021年春に帰国し、現在、厚労省の就労、在職者支援を中心に活動中。「世界中どこでも輝けるキャリア&ライフを応援」をテーマに個別にキャリアや海外生活に関するセミナーも実施中。 ヘルプデスクの他に、ブラジル時代より携わっている駐妻のキャリア支援やコラム執筆も継続中。

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世界ウーマンコラム

副代表あいさつ 

 海外こころのヘルプデスクがスタートした2018年6月頃、私はまだ日本にいました。それから少しして、私自身も海外在住者の一人となりました。

 

 初めの数ヶ月は、生活に慣れることで気が紛れていましたが、そのうち、そこはかとない「孤独感」に苛まれました。日本に何もかも置いてきてしまったような喪失感、ゼロからスタートする自分の無力感、そんな気持ちの日々でした。

 

 海外に住む理由は様々ですが、誰もが1度はモヤモヤとした気持ちを抱き、しかし本心を打ち明ける相手は見つからず、寂しさを感じているのではないでしょうか。理解したり、認めたりしてもらえる場面が少ないのも、海外生活です。

 

 2020年は、コロナが世界中を襲いました。誰もが目に見えない未知の敵を恐れ、解決できない事柄に憤りました。自粛を強いられ、行動に制限が加わり、人との繋がりも絶たれる日々が続きました。

 

 その時私は、以前感じた「孤独感」と、今感じているこの感覚は似ていると思いました。 そこに人はいるけど繋がれない、自分は誰の役にもたっていないような気がするのは、孤独というより「孤立」なんだと気付きました。

 

 海外に暮らす誰もが「孤立」しないように、誰かと緩く繋がっていると思えるような、ヘルプデスクはそんな存在でありたいと考えています。 辛い時や悲しい時だけでなく、嬉しいことがあった時や、ただお喋りしたい時にも、ヘルプデスクをお訪ね下さい。 どんな時にも、 話を聴いてくれる場所がそこにある、とうことを知っていただくだけでも良いのです。

 

 私達相談員も、海外に暮らす日本人の一人として、今日も仲間たちとの繋がりを大切に、皆さんのご利用をお待ちしております。

 

​副代表紹介 
シッピー・大越 彩

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 アメリカニュージャージー州在住、異文化コーチ(国際コーチング連盟(ICF)PCC資格)。日本で大学卒業後、外資系メーカーに勤務。退職後、フランスでMBA留学。2004年日本に戻って人事コンサルタントとして人材育成・能力開発に約10年関わる。2014年に夫の仕事の関係でアメリカに移住。コーチ資格を目指し、2018年取得。現在は、海外で生活している人、働いている人をサポートするコーチングを行う。前職の経験も活かし、人前で話をすることに関する
支援も実施中。中学生女子二人と白柴の母。


海外在住者コーチング:https://www.interculturalcandc.com/japanese
人前で話すサポート:https://interculturalcandc.jimdofree.com/
Facebook:https://www.facebook.com/interculturalcandc

副代表あいさつ 

 日本では、子育てをしつつ、フルタイムで仕事をし、忙しかったけれども充実した生活を送っていました。アメリカに来てからも最初の1年はビザのあれこれに振り回され、生活基盤を築くこともままならなかったものの、2年目には生活が落ち着いて、子どもたちのサポートに従事し、新しい発見などもありました。その後、ふと自分が失ったものの大きさに気づき、しばらくアイデンティティ・クライシスから抜け出せない月日を過ごしました。
 

 私自身、海外生活は初めてではないし、ニュージャージーは夫の出身地でもあるので何度も訪れたことがありました。言語も日常生活を送る程度にはできました。そんな状況だったので、新生活が辛くなるとは全く思っていなかった分、アイデンティティ・クライシスに陥ったときの驚き、戸惑いが強くありました。
 

 でも、当時の私は自分が選んだ道なんだから文句を言ってはいけない、私より辛い状況にいる人が世の中にはたくさんいるんだから私の気持ちは甘えだ、と辛い気持ちに蓋をし、辛さを感じることが悪いことだと思い込んでいました。
 

 でも、それが私の辛い気持ちを長引かせたように、今では思います。
 

 ヘルプデスクに連絡を取ること。これだけでも気持ちを奮い立たせなければならない方もいるでしょう。人に助けを求める、辛い気持ちを口にする、それは真の強さがないとできないことです。
 

「こんな話をして、人の時間を奪うのは申し訳ない」
「私の経験は大したことないから人に聞いてもらうことに躊躇する」

 そんなことは絶対にありません。私達相談員は全員海外在住者か海外経験者です。単なる日常生活でも辛くなり得ることを知っています。

 

 どうか私達に辛い気持ちを、八方塞がりな状況をお話ください。皆さんの声を上げる勇気に私達は支えられています。

​相談員紹介

 Zoomやメールでご相談を受けている相談員の顔ぶれです。

 

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​佐藤なほ

​未来設定セラピスト

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 日本、茨城県在住。大学卒業後は広告デザイナー、教育関連会社勤務後、心のセラピストに転身。本心を大切にしたいコトを叶えながら幸せになるのがモットー。得意分野は未来設定セラピー、自分軸の整え方伝授。魔法の夢ノートビジョントレーナーとしても活動中。

 メキシコ在住歴2年半、2018年秋帰国。

 

一言​:顔をあげて明日は明るい一歩を踏み出せますように。かろやかなあなただけの幸せな人生があります。

 将来の夢はハーブティーカフェをひらくこと。

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Naoko​

​ボディワーカー・子どもの姿勢®︎LABO主催

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 日本在住。大学卒業後、秘書、子供の英語教室講師を経て夫の転勤で駐在妻を経験。「どこででも生きていける自分のスキルが欲しい」と痛感し、帰国後ボディメイキングのサロン経営を成功するも、2度目の転勤で止む無く中断、子育てと元々身体オタクだった為バレエ、カラダ改造を楽しむ。帰国後環境の変化と更年期が重なり不調に苦しむ中、本格的に体について学ぶ。「人生のどんなステージにおいてもやりたいことがサクサク楽しめるカラダづくり」のメソッドを身につけプラクティショナーとして現在活動中。

一言​:転勤と子育てで途切れ途切れだった私のキャリア人生、偶然と出会い、そして好きなことを楽しむマインドで繋がった今の仕事。人生って面白い!

今辛いことがあったとしても大丈夫!思い通りに行かないことがあっても焦らない焦らない、先の不安を考えるよりも「今、ここ」の自分の気持ちと体を大切に。きっと未来に繋がるヒントがそこにはあります。

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なつこ​

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 日本ではカウンセラーとして25年ほど仕事をし、グリーンカードが当だったことで、2011年3月末に娘とホノルルに移住。1年後に息子が加わる。ブラジルからの帰国子女で一番海外に住みたかった夫は、まだ日本にいて、かれこれ10年通い婚状態。初めての海外暮らしで、言葉、文化で苦労すると共に、「仕事が無い」ことがこれほどまでに大きくアイデンティティに影響することを思い知る。楽園ハワイのはずが、予想を大幅に超えて日本と日本語の喪失体験。東日本大震災後だったこともあり、楽しめるようになったのは、最近のこと。知人より、面白い事やってるところがあるよ、とヘルプデスクを紹介され、これまでのカウンセリングの経験がお役に立てられればと思い、参加。

 現在、ホノルルにできた日本酒醸造蔵で手に入る酒粕でパンを作ることにハマっている。オーガニックファームからの野菜の共同購入も楽しみ。

一言​:「聴く」ことのパワフルさに思いを新たにしています。

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Zoey​

キャリア

コンサルタント

 日本では、メーカーでエンジニアとして働いた後、海外で働いてみたいという思いから、青年海外協力隊を経て、社会人留学へ。

 現在、ヨーロッパを移動しながら学ぶ、大学院プログラムに所属し、成人教育を勉強中。

自ら、身軽にどこにでも移動できるキャリア&ライフを目指している。

 

一言​:私自身、コロナのパンデミックによる引きこもり生活中、「誰かと話す」ということの大切さを改めて実感しました。お悩みや不安があるときはもちろん、ちょっと誰かと話したいな…というときにも、お役に立てるとうれしいです。

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めぐみ

保育士

 米国テネシー州在住。中高生男子2人の母。日本では一般企業で人事・総務担当として約20年勤務。自らの経験から両立支援・子育て支援の大切さを実感し、一念発起して保育士資格を取得し保育士にキャリアチェンジ。子育てひろば等で非常勤職員として約4年勤務後、突然の夫の転勤のため家族で渡米。渡米後は子どもたちのお弁当作りと学校の送迎に日々追われつつも、のんびり主婦生活を満喫中。

一言​:私自身、アラフィフになってからの初めての海外生活に最初はかなり戸惑いました。大きなことでも小さなことでも、皆さんのお話に寄り添えたら、と思って耳を傾けています。

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香織

マスメディアコーディネーター、ライター、通訳(伊語・英語)

 イタリア、シチリア島在住。日本航空(株)国際線客室乗務員を経て、社内休職留学システムを利用し渡伊。2年の予定でフィレンツェに住むが、一度帰国して退職。その後就労ビザを獲得し、 何足もの草鞋を履きながら現在に至る。

一言​:人との接触が好きなので、オフィスワークよりも外回りの現地コーディネート、通訳の仕事はある意味天職だと思っている。イタリアに住んで気がついたことの一つに、欧米の言葉には「寄り添う、気遣う、思いやる」と言う言葉が存在しないこと。それらを表す似たような言葉はあるけれど、日本語でのニュアンスとは異なる。海外生活に疲れた方、困っている方、悩んでいる方、私は寄り添いたいと思っています。

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さとこ

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 アメリカ在住。大学(心理学専攻)卒業後、一般企業で労務・社会保険関係、採用、両立支援、メンタルヘルス対策等に携わる。今はカウンセリングについて学びながら、渡航前の駐在員へ現地生活についての情報提供やSNS相談のボランティア相談員をしています。

一言​:海外生活では日本と同じように対処できないことがたくさんありますね。つらい気持ちを誰にも言えず一人で抱えているなら、どうぞ、今だけの相談相手として胸の内を話しにきてください。状況だけでも、気持ちだけでも、お話しやすいところからで大丈夫です。

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ともみ

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 ドイツ在住。 大学卒業後、看護師として救命センター及び透析室で勤務。病院勤務を通して病院にかかる以前の精神ケア、健康管理に携わりたい思い保健師へ。大学の健康支援センターで学生、職員の健康相談、精神保健相談を中心に従事する。第二子の出産のタイミングで帯同予定だったため退職。パンデミックで帯同延期などありつつも2020年末からドイツへ。現在2人のわんぱく息子の子育てに奮闘中。

一言​:私自身海外に住むようになり、今まで当たり前にしていたことも全て’挑戦すること’になり、気持ちに余裕がなくなり身近な人にも相談できず1人で抱えてしまっていました。私がヘルプデスクを知った時はそのだいぶ後で、当時日本語でじっくり話を聞いてもらえたら良かったのではと今でも感じます。言葉にしてみることで、からまってるものの中身が見えてきたり顔が見えないからこそ話せることもあるかなと思います。

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Miho. M

幼児教育​、

ファイナンシャル・

アドバイザー

​.

  2020年アメリカより本帰国。これまで、海外留学2か国・海外駐在2回の中で、学生•海外就労・駐在妻を経験。日本と海外での子育て・国を跨いでの移動、と一通りのプロセスを経験。その体験を活かし、相談員としてサポート中。バックグラウンドは金融(投資・株)だが、海外で幼児教育の単位も取得し、教育分野の仕事に従事しつつ、自身も現在子育て奮闘中。

一言様々な経験をする中で見てきたこと、感じてきたこと、悩んだこと、乗り越えたこと、この全てがあり今があることで皆さんのお話を聴き、お伝えできることがあると感じています。 ズームやメール相談を通して沢山の方のお話を伺ってきました。どんなことでもお気軽にお話ください。

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​スマティ

​フィットネスと

手作り大好き

​弱点は甘いもの

​.

 幼少期から父の仕事の関係で日本・中南米・欧州6カ国を転々とした元帰国子女。

 日本社会に馴染めずシンガポールで就職、国際結婚・出産を経て現在はアメリカのテキサス在住。現地で邦人コミュニティを複数運営、特にママと妊婦さんをサポートする活動に注力。
 子育ての傍らハンドメイドとフィットネスの時間を確保すべく奮闘中。

一言:生きていると色々あるし、しんどいこと、解決できないこともいっぱい。でも誰かと話してみてちょっとすっきりしたり、なんとかなるさと思えたり、そんな場所を提供したいと思っています。

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​ サイマズ陽子

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​.​

 トルコ・カッパドキア在住。

 大学卒業後、音楽業界でレコード会社営業や音楽事務所でマネージャーなどを経験。

 国際結婚でトルコに移住、現地では旅行代理店に勤務。

 現在、仲間と日本人向けのトルコ個人旅行専門代理店を経営しています。

一児の母。

YouTubeでトルコの旅情報を喋っています。「おじゃぴぃトルコ旅の情報チャンネル

一言:

トルコでイスラム教を信仰しています。

海外に住んでいると文化や信仰の違いで戸惑うことも多いと思います。

でも、郷に入っては郷に従え、と思うあまりに自分を見失ってしまうと辛いですよね。

皆がそれぞれに自分をバランスが取れると素晴らしいと思います。

ちょっと疲れちゃった時に日本語でお話して元気を取り戻してくれたら嬉しいです。

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​ おおせみちこ

オンライン講座構築

アドバイザー

 スイス、ローザンヌ在住。

 14年間の専業主婦の後、スイスのIT企業に就職。2016年独立し、Zoomを使ったオンライン講座構築アドバイザーとして活動を開始。住んでいる場所に縛られない自由な働き方をしたい女性(たまに男性も)を応援しています。

一言:言葉のわからない国での子育て、辛いこともたくさんありました。少し日本語でおしゃべりできる場所があったらよかったのにと思います。辛い気持ちを話すだけで楽になることがあります。一人で悩んでいないで、お話ししにいらしてください。

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​ 小林あゆ子

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 2014年~2018年フランスに駐在帯同し、現在は日本在住。

 駐在帯同前は人材サービス分野で計7年勤務。駐在中のモヤモヤ期を経て、対人支援の道に進もうと思い、帰国後に国家資格キャリアコンサルタントを取得。普段は公的機関で職業相談員として勤務しています。

一言:上手く言葉にできなくても、とりとめがなくても大丈夫です。あなたの話を聞かせてください。お待ちしております。

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​ HANA

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 シンガポール在住。

 日本では保健師として勤務し、働く人とその家族の相談を受けてきた。

 夫の駐在で渡星するも、当初は異なる環境での育児、移り変わりの激しい人間関係、キャリアの中断等で悩むことも多かったが、アドラー心理学を学んだり、多様なコミュニティに参加していくうちに自分らしさを取り戻す。

一言:お話いただくのは、とても勇気がいると思います。そんな勇気ある一歩に少しでも寄り添うことができたら、

前に進むきっかけの一つとなれば、私も嬉しいです。

顔が見えないからこそ、お話しやすいこともあると思います。ヘルプデスクでお待ちしています。

 台湾在住16年。日本の大学在学中に中国へ留学。卒業後は、国内外の製造メーカーにて通訳、翻訳業に従事。

 国際結婚を機に、台湾に移住。日本人が一人も居ない田舎の村で義大家族と同居。言葉、習慣、食べ物や考え方の違いに戸惑い、話しが出来る人が誰もいない中、孤独な育児を経験。閉ざされた環境での閉塞感、、孤独感に悩まされ、自分の存在意義を見失う日々を過ごす。

 その後、自ら主張し、自ら行動することで状況が徐々に好転。2018年、初心者向けオンライン中国語教室を始め好評を得る。相談者としてヘルプデスクを利用したことがきっかけで、傾聴のパワーに感銘し、2021年3月より相談員として活動に参加。現在は、心のサポートの大切さを感じ、コーチング、傾聴、心理学を勉強中。

一言:

今日は、なんだか人恋しいな。誰かと話がしたいな。そんな時ってありませんか?悩んでること、不安なこと、悲しかったこと。ちょっと疲れてしまった時、そっと心の重荷を下ろして、自分のことを安心して話せる場所があったらいいなとずっと思っていました。誰かに優しく話しを聴いてもらえて、温かい気持ちになれる。そんな場所を提供出来たら嬉しいです。ぜひお気軽にお話しにいらしてください。

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​ 中村夏実

ヒプノセラピスト

出産準備クラス講師

 2003年よりカリフォルニア州サンフランシスコ近郊在住の二児の母。日系企業での会社員&ワーキングママを経験後、会社都合のレイオフになったことをきっかけに、リラクゼーションを使った出産準備プログラムHypnoBirthingの講師に。その後、ヒプノセラピスト(催眠療法士)の資格も取り、様々な悩みの解決や目標の達成をサポート中。趣味はチェロ演奏で、地元のアマチュア・オーケストラにも参加。

一言:人は誰しも、心の中に重荷やネガティブな思いを抱えて苦しくなる時がありますよね。海外生活や現在のパンデミックにおいては、なおさらだと思います。ヘルプデスクは、家族や友人に言いにくいことであっても、批判されたりする心配なく、安心して話せる場です。苦しい時に少しでも心を軽くするお手伝いができることを願っています。

 日本で外資系企業数社に勤務後、家族と共にシンガポールに拠点を移す。

海外で一人娘を子育てしながら、傾聴をベースとした共感コミュニケーションセッション、NVCの勉強会、ヒーリングを通じた心と体のケア等で活動。

女性の自立と生きがいの発見を支援する専門家になることを目指し勉強中。

ソフィアグローバルセンターにてコミュニティーの運営に従事。

一言:

私自身、海外で孤独を感じた時、誰かに話を聞いてもらう機会がありませんでした。

海外だから仕方のないことだと思い割り切ったものの、心と体のバランスを崩してしまったこともありました。そうした経験から、海外で同じような思いをされている日本人の方のお役に立ちたいと思っています。あなたが今抱えている思いをそのままお伝えください。いつでもお待ちしています。

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​音葉

ヒーリング&

星読みファシリテーター

 ドイツ在住20年プラス。 パートナーの国ドイツに来た時、ドイツ語力ゼロ。日本語教師の職含め求職中に「たまたま」ヒーリング、そしてクリスタルとの出会いを経験。 天職を通して、女性のエンパワメントを軸に、トータルな健やかさ、潜在ギフト発掘のサポート。エネルギーヒーリング&星読みで、特に変容期の女性を応援。

一言:

海外暮らしは日常に小さなチャレンジが織り交ざっています。文化や言葉の違いなど、答えが一つではないことに、限られた力で対処する場面も多いですね。 私自身もほとんど準備なく飛び込んでしまい、当時、そして在独の過程でつらかった時に、日本語で気軽に相談できる場があったなら・・・と思っていました。 慣れない海外暮らしでは、ご自分が思う以上に心もいっぱいいっぱい。 そんな時は、荷物をちょっと降ろして、心に風を通してあげてください。そしてあなた自身がいつも精一杯生きていることを労ってください。 そして、つらさを通り抜けた時に、ギフトに転換された力も確実に育っていると思います。

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まめ​

日英翻訳通訳

 日本在住。4〜9歳まで米国で育った「隠れ帰国生」で、発音だけはネイティブ。日本に馴染もうとして失敗して早30年。「日本人」って何だろう、と日本語でずっと悩んできました。

今は日英の翻訳・通訳、医療通訳などをフリーランスでしています。マンガ・アニメが大好きで月に数作品は読みます。夢はいつか本を出すこと。

一言:

ぐちゃぐちゃでつらくても、話してみると見えてくることがあります。安心して話せる場所に、よかったらいらしてください。

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